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偶然の図書館の別館

偶然の文学を拾い集めた偶然の図書館の別館です。

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鴉匣の轍

儚いかつての木葉すら枯枝かと

縁も彼は誰 助からぬ海鳴り

生糸見えた かの小石と岩知り 九曲り筋

黙殺な罪から泣き暮らすも 何処の真理か

臨死の子供すら茎なら噛みつ(夏咲く文字摺)

送りしは愛しい子の片笑み

弔切りな身、汝等か 廃れた墓

杜へと帰れ 鴉匣の轍か否かは



はかないかつてのこばすらかれえかと
ふちもかはたれたすからぬうみなり
きいとみえたかのこいしといわしりくおりすじ
もくさつなつみからなきくらすもどこのしんりか
りんしのこどもすらくきならかみつなつさくもじすり
おくりしはいとしいこのかたえみ
といきりなみうぬらかすたれたはか
もりへとかえれからすばこのてつかいなかは




↓豆知識コーナーは

文字摺:ネジバナ。初夏から夏に芝生のあい間からにょこっと出てる赤紫色の花。「陸奥のしのぶもぢすり誰ゆえに・・・」のやつ。
弔切り:弔上げ。死者の年忌が最終的に明けること。

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