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偶然の図書館の別館

偶然の文学を拾い集めた偶然の図書館の別館です。

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漂流記

8ノット飛雨も濡らしたし あした知らぬモウヒトツの地は

はちのっとひうもぬらしたしあしたしらぬもうひとつのちは

 颶風に白帆をさらわれて約束の地を目指す小船の影は鈍色の飛沫に消えていった


顔濡れ、波端きつく沁み 淋しく着きしは見慣れぬ丘

かおぬれなみはしきつくしみさみしくつきしはみなれぬおか
 帆柱折れた漂流の船は幾度の朝と幾度の夜を越え漸うたどり着いた岩ばかりの島


およそ虚空沿い急く命 生ける流刑地の幾星霜(苦こそ世を…)


およそこくうそいせくいのちいけるるけいちのいくせいそうくこそよを
 絶海の孤島の洞に寝食すること二十余年いまだ故郷を忘れえず



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